『影なき狙撃者』(The Manchurian Candidate) |
Manchurian candidate(満州の立候補者)
『影なき狙撃者』(The Manchurian Candidate)
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Manchurian_Candidate_%281962_film%29
ストーリー
ベネット・マーコ大尉(フランク・シナトラ)率いるアメリカの小隊は朝鮮戦争で捕虜になる。部隊を救ったレイモンド・ショー2等軍曹(ローレンス・ハーヴェイ)は帰国後、英雄として称えられた。
しかし、捕虜にされている間に小隊はジルコフ(アルバート・ポールセン)らによる洗脳の実験台とされ、レイモンドはトランプでソリティアをするように促され、クイーンのカードを見ると言いなりになるように洗脳されていた。レイモンドの母親、アイスリン夫人(アンジェラ・ランズベリー)は彼女の再婚相手のアイスリン上院議員(ジェームズ・グレゴリー) を次期大統領にするべく画策していた。レイモンドは出征前、アイスリン議員と対立するジョーダン議員(ジョン・マクギバー)の娘のジョスリン(レスリー・ パリッシュ)と恋に落ちたが、アイスリン夫人に仲を引き裂かれていた。二人は再会後、結婚する。しかし、アイスリン夫人はレイモンドにソリティアを勧め、 催眠状態になったレイモンドに政敵のジョーダン議員を暗殺するように命令する。ジョーダン議員を射殺したレイモンドは無意識のまま、その場に居合わせた新 婦のジョスリンをも殺害する。
レイモンドや戦友の行動を不審に感じたマーコは、恋人のユジェニー・ローズ(ジャネット・リー)の助けも借りて、レイモンドが洗脳にかかっていることを突き止める。マーコから真実を告げられ、洗脳が解けたレイモンドは自分の母親から殺人を命令されていたことを知る。レイモンドの洗脳が解けたことを知らないアイスリン夫人は、レイモンドにクイーンを見せ、副大統領候補に選ばれた夫が大統領候補に繰り上がるよう、党大会で次期大統領候補を暗殺するように命令する。当日、レイモンドは大統領候補の代わりに、アイスリン上院議員とアイスリン夫人を撃ち抜く。その直後にレイモンドは自殺し、物語は幕を閉じる。
評価
公開当時は、左派を攻撃していた保守派が実は共産党のスパイであるという複雑怪奇なプロットや洗脳などの荒唐無稽な設定から、どれだけリアリティがあるのか見当がつかないとも評されたが[5]、翌年にはケネディ大統領暗殺事件が起き[2]、時代を先取りしたとも言われた[3]。
1993年、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された[6]。
2004年、『クライシス・オブ・アメリカ』のタイトルでリメイクされた。
Sgt. Shaw (Harvey, left) meets Major Marco (Sinatra, right), after having jumped into a lake in Central Park, New York
Manchurian candidate(満州の立候補者)つまり、直訳すれば満州の意志を代表する者ということになるが、時代背景として朝鮮戦争で米軍の軍人が中国軍により中国東北部(旧満州)で捕虜になり洗脳された事例が有ったということである。
urbandictionary.com Manchurian candidate
http://www.urbandictionary.com/define.php?term=manchurian%20candidate
MIND CONTROL IN AMERIKA
Five Easy Steps
To Create
A Manchurian Candidate
http://www.rumormillnews.com/operation.htm
米大統領選挙と「満洲の候補者」
http://jijieigo.at.webry.info/200804/article_6.html
Manchurian candidateはアメリカでは洗脳の代名詞になっていると言っていいだろう。